<俳句の会(りんどう句会)からのお知らせ>

                        (2025年4月8日)

会員の前川卓さん、毎日俳壇1席入選の快挙!

当句会の会員、前川卓さん(昭和33年理工、俳号:たく)の句が2025年2月24日付の毎日新聞の俳句投句欄「毎日俳壇」の井上康明選1席に入選されましたのでご紹介します。

2024年12月13日付の当ホームページで既報の通り、前川卓さんの句は、2021年7月以降、既に3句が毎日俳壇で1席入選の実績を誇っておられ、今回が近年では4回目の快挙となります。

毎日俳壇への毎週の投句数は7,000~8,000句とも言われており、4名の選者が各10句を選句するので、入選は40句/7,000~8,000句と、かなりの倍率となります。その中での相次ぐ1席入選とは、前川さんの安定した実力に畏敬の念を禁じえません。

会員一同、これを祝し、さらに我々の一層の健吟の励みにしたいものと思っております。

下記に前川さんの入選句と選者の選評を引用・紹介しておきます。

1席入選句:<針供養針一本に養はれ>

井上康明・選評:(2月)8日の針供養の日、裁縫の針1本が暮らしを支えてきたことよと、長い歳月を振り返る。まだ春浅い頃の 感慨である。

  • (2025年2月24日付毎日新聞)

                    俳句の会代表 吉崎明光 記