「地引網催行報告」

 201953日、坂ノ下海岸で開催された地引網に参加させていただきました。前回は天候そのほかの事情で中止となったようですが、今回はまさに五月晴れ、令和初の稲門会のイベントを祝うかごとくの天候に恵まれました。

地引網そのものは、いたって簡単、皆さんと一緒に網を引っ張るだけ。しかし、それもこれも稲門会の役員他の皆様や地元の漁師さんが準備してくださったおかげです。気楽に参加させていただきました。

  (写真はクリックすると拡大します)

 会長挨拶DSC_6472.JPG 小泉副会長挨拶DSC_6476.JPG 網元・加藤さんDSC_6479.JPG 開会セレモニーDSC_6473.JPG

    兵藤会長挨拶         小泉実行委員長挨拶       網元の加藤さん     

   

網を引っ張ること約一時間、いよいよ網にかかった魚と対面です。予想通り、イワシが一番多かったですが、中には小さなフグもあったようです。フグなどは選別していただき、私は主にイワシを持ち帰らせて頂き、酒のつまみとなりました。(笑)

綱を引くー1DSC_6490.JPG 綱を引くー2DSC_6497.JPG 綱を引くー3DSC_6498.JPG 綱を引く・藤林さん2.png 綱を引く子供ー1DSC_6493.JPG 綱を引く子供―2DSC_6505.JPG 

参加者の顔触れは、家族連れ、留学生、若い方、年配の方であり、早稲田に縁のある人々が230名くらい参加されていました。一人で参加も良し、グループで参加も良しという感じです。先輩に話を伺うと、昔は用意したビールがかなりさばけたそうです。昔に比べ、ビールよりお茶やジュースがさばけるのは、家族連れが多いからかな、とのこと。参加者の顔触れが多様化したという意味では留学生の参加も挙げられます。私が聞いただけでも、中国、インドネシア、バングラディッシュ、ドイツと様々な国からの留学生と触れ合うことができました。彼らに住んでいる場所を聞くと、早稲田の本キャンパス近くや千葉県と鎌倉から決して近くない場所から地引網を楽しみに、来てくれたようです。彼らの国では、地引網は漁師がやることであって、一つのイベントとしてやることはないので、うれしい驚きでもあったようです。

まさにThink GloballyAct Locallyの実践に鎌倉稲門会が関与していると感じました。

 小魚をとる4292 (3).png 御代川さん稲田さん4298 (1).png バケツに魚がたまっていくDSC_6512.JPG フグが取れたDSC_6506.JPG 

  小魚は自由に取れる                         フグも取れた 

 これから配られる・藤林さん4308 (3).png 大きい魚はじゃんけんでDSC_6514.JPG 本日の大物DSC_6523.JPG

            大きい魚はじゃんけんで  本日の大物

思った以上に気軽に参加できます。鎌倉の海を愛でながら地引網も乙なものです。ありがとうございました。次回の皆様のふるっての参加をお待ちしています。

 全員集合写真DSC_6483_01.JPG 

  参加者の皆さん

                                         (文:伊藤豊、写真:藤林明・小林敏二)