新年会の報告
2月2日(土)「鎌倉稲門会新年会」が開催された。
新年会は、今回で4回目である。2回目から、当会が活動方針の一つとしている「国際交流化」の実践として、早稲田に学ぶ留学生を招いているが、今回も早稲田大学ICC(異文化交流センター)の協力で4名が参加した。
新年会に先立ち午後1時半から、留学生の市内案内を行った。案内役は当会幹事髙橋健治さん(S42年理工卒、元鎌倉ガイド協会会長)、
正木裕二さん(S年56商卒)。その模様を髙橋さんに寄稿していただいた。
早稲田大学留学生の鎌倉市内案内(平成31年2月2日)
2月2日(火)の鎌倉稲門会の新年会に先立ち、早稲田大学留学生の鎌倉市内案内を行いました。留学生のご案内は今回が3年目で4回目となります。
今回は、中国・台湾・オマーンからの留学生の参加で、北鎌倉駅集合し、円覚寺、亀ヶ谷切通、寿福寺、鶴岡八幡宮、若宮大路・段葛を回り、新年会会場の鯉之助まで3時間余りのご案内でした。まず、円覚寺の休憩所で、武家政権の都・鎌倉の特徴や武家文化について解説し、基本的な理解をいただいたうえで、円覚寺で鎌倉の禅文化につき理解を深めていただき、亀ヶ谷では切通をみて、寿福寺で禅文化とやぐらを見学いただきました。そのあと鶴岡八幡宮を参拝し、新年会の会場に向かいました。
皆さん、鎌倉の歴史や文化と、中国との関係などに興味を持っていただけたと思います。
(この項、文・写真とも髙橋健治さん)
午後5時からの新年会は、前記留学生を含め86名の参加となった。
すでにテーブルには潤沢な料理が並べられている。
まず司会・当会幹事長山田章博さん(S46年政経卒)の開会の言葉。続いて当会会長兵藤芳朗さん(S50年政経卒)の挨拶。この中で名誉会長の大江保さん(S28年理工卒)もご参加予定であったが、残念ながら体調のご都合で取りやめとなったと報告された。
会場の「鯉之介」 受付付近 開会挨拶は山田幹事長 兵藤会長挨拶
乾杯の発声は、会計監査の志村隆さん(S34年法卒)。
乾杯発声志村さん
ここでしばしの飲食・歓談タイムとなった。名店「鯉之助」の料理を前に、いたる所に談笑の輪ができた。
談笑風景
次いで、司会から今回の主な参加者が紹介された。まずは昭和35年までに卒業された大先輩方から。本日は15名のご参加である。名前を呼ばれると、そこここから「ハーイ!」と、元気な声が上がった。大先輩の代表として昭和28年法学部卒業の中川和亮さんが挨拶された。そしてさらに今年度の新入会員5名、市内在住校友の紹介、現職議員の紹介と続き、オーストラリアで弁護士として活躍されているご夫妻も紹介された。お二人ともシドニー稲門会の会員で、夫人の実家は鎌倉市台だそうである。参加した留学生の出身は、中国、台湾、オマーンである。
留学生代表として、国際コミュニケーション研究科で学ぶ中国からの留学生、ミョウ・リンさんが挨拶をした。
福山さんも「ハーイ!」 大先輩代表挨拶中川さん 保坂さんも「ハーイ!」 早稲田さんもご参加
シドニー稲門会からも参加 留学生代表ミョウリンさん
しばしの歓談の後、今回の特別アトラクションは、中国語を勉強する女性の会による中国語の歌の合唱である。
女性の会の大合唱
そしてさらに新年会の恒例「空くじなしの大福引会」となった。進行は、山田章博さんと、当会幹事正木裕二さん(S56年商卒)である。景品の数は、参加者の数を上回る。景品の中には、ディズニーランドのペアチケットをはじめ、当たったらうれしい品も数々ある。高位当選者が読み上げられると、歓声も一層高まった。
高位当選に笑みが・・ これは何位か
プログラムの終盤は、これも恒例の校歌斉唱である。「都の西北」を歌うのが楽しみで参加する、という会員も多い。リーダーはスポーツ科学部の現役生で応援部所属の佐川太一さん。力強いリードのもとに、全員が大きな声を張り上げた。
現役応援部佐川君 「都の西北」大合唱 閉会挨拶小泉副会長
熱気が冷めない中ではあったが、午後7時新年会担当副会長の小泉親昂さん(S45年政経卒)の閉会の言葉でお開きとなった。
(写真はすべてクリックすると拡大します) (文:小林敏二/写真:藤林明+小林)