1月14日(祝)に今年初めての「バードウォッチングの会」の探鳥会を大山付近を源流として平塚市の西端で相模湾に注ぐ花水川の下流域で開催しました。午前9時に集合場所の平塚駅に集まったのは19名。この寒い時期にもかかわらず大盛況でしたので、ガイドが私一人では足りないため、急遽逗子に在住の早大卒の友人に応援を頼んだほどでした。
バスで15分ほど移動して現地に到着。付近の公園で身支度をしていると、早くも近くの高麗山の上空を舞う鷹の一種ノスリが出現。朝の挨拶後、川沿いの土手の上を歩き始めました。天候に恵まれ、青空の中、川の上流には大山や丹沢の山々が続いています。暫く進むと雪を頂いた富士山も姿を現しました。鳥もサギ類やセキレイ類、オオバン、ユリカモメ、カワウなどの水辺の鳥が次々と現れ、2台ある望遠鏡でその姿を手に取るように眺めました。ところが、この日はカモ類がマガモとカルガモの2種しか居ません。どうやらこの川に度々現れるオオタカに捕食されるのを恐れて移動したようです。この探鳥会の目玉の一つと考えていた肝心のオオタカも餌のカモが隠れてしまったためか姿を現しませんでした。
12時半ごろまで探鳥会を楽しみ、平塚駅に戻って昼食会を行い、この日の行事を終了しました。30種観察を目標にしていたところ25種に止まり、やや不満が残りましたが、好天の中、良い散歩が出来た一日でした。
報告者: 上野 尚博