箱根駅伝観戦記
今年も稲門会の面々は、藤沢橋近くの「神中興業」サンの事務所をお借りして、藤沢稲門会を中心に近隣の稲門会多数が参集しての応援となりました。近年は秋田の稲門会も加わって熱い応援を繰り広げております。
選手を迎える準備 TVで途中経過を観戦
青山学院の5連覇を阻止するのはどの大学か、東洋大学か東海大学か、はたまたダークホースが現れるのかと、秘かな期待を胸に号砲を待ちましたが、残念ながらその候補の中に我が早稲田大学は入っていませんでした。
早稲田往路3区千明君も力走したが
出雲、伊勢路と結果が芳しくなかったためで、シード権だけは楽々獲得できれば良いと思って臨んだ今年でしたが、果たして無念な結果に終わりました。
1区の1年生中谷君、4区の主将清水君が健闘を見せたものの、2区・5区が振わず、往路は15位。2日目にゴボウ抜きを期待したものの思うようには伸びず、復路7位ではあったものの、シード権外の総合12位という結果に終わったのです。聞くところによると、故障者続出で、ベストメンバーが組めなかったということですが、作戦ミス、計画破綻ということになります。科学的にして且つ合理的なトレーニング、及び管理栄養士による食事などを指導者の方針と精神をタガとしてまとめ上げ、厳しく鍛え上げなければ“早稲田の栄光”を取り戻すことはできないでしょう。なにせ、歴史的に日本のスポーツ界を牽引してきたのが我が早稲田大学なのですから、どのスポーツに関しても、早稲田が強くなければ日本は強くなれないのです、とまあ大袈裟に言うと、このように考えている次第です。来年は厳しい予選会を突破するところから再挑戦です。
選手通過後のセレモニー 藤沢市長(校友)も応援したが 参加した鎌倉稲門会の皆さん
鎌倉稲門会の皆さま、お疲れ様でした。
(文:和田高明、写真:和田+小林敏二)