「冬の日帰り旅」(首相官邸見学会)実施報告
12月14日(金)、「冬の日帰り旅」(首相官邸見学会)を催行した。
「首相官邸見学」は、当会幹事長の山田章博さん(S46政経)の人脈で特別許可を得て、実現したものである。
参加者は20名。希望者は多数あったが、指定された人数を超えることは難しく、やむなく抽選をした。選に漏れた会員には第2回目の実施の際優先的にご参加いただけるよう配慮させていただきたい。
首相官邸見学前に
AM10:45、厳重な警備の中、全員の身元確認と荷物チェックを受けて、係員の誘導で邸内を回った。
この官邸は明治以来3邸目で、平成14年築とのことである。
内閣改造時の記念写真撮影や、内閣主脳の記者会見、あるいは海外国賓・公賓の歓迎式典、さらには国民栄誉賞などの授与式等にこの建物が使用され、わたしたちも日ごろTV・新聞等で何度もこの建物内のシーンを見てきた。現実にそこに立つと、感慨もひとしおというところである。
邸内は写真撮影の規制も厳しく、私たち20名も新閣僚記念写真と同じひな壇で写真を撮り、あるいは横に国旗を立てた記者会見場の壇上で政府首脳と同じポーズで写真を撮ったが、外部公表不可ということで、残念ながらこの報告記には掲載できない。
首相官邸全景 荷物・ボディのチェック 記者会見場
約1時間の見学の後、昼食のため築地に行った。築地場内は豊洲に移転したが、場外は従来通り営業をしており、平日といえども大変な人出である。
予約したのは、「すしざんまい築地別館」。このあたりの寿司店で団体予約をするのはかなり難しい。小規模店舗が多く、早朝から築地で働く人々への朝食提供を客筋としてきた店は午前中に閉店する。近年は、観光客相手の店が増えてきたようだが、回転を考えれば団体客は
好まれないか。しかしやはり「築地」である。ミシュランの星を語るレベルでなければ、価格相応の上質な寿司を味わえたと思う。
昼食風景 場外の神社前で
昼食後解散したが、時間のある参加者が場外店舗を散策し、処々で目移りしながらも、名店の卵焼きや、海苔、あるいは魚介を土産に求めて、帰途についた。
(文・写真:小林敏二)