第15回「りんどう句会」報告

<第15回「りんどう句会」報告(2018年8月27日開催)>

相変らずの猛暑の中、11名の参加を得て、8月例会が開催されました。

兼題は「七夕・天の川・星祭」。今回は珍しく得点がばらつきましたが、句会発足後1年が経過し、全員のレベルが平均的に上がってきたものと、前向きにとらえております。

 9月の兼題は「コスモス(秋桜)」、9月24日開催、兼題1句に当季雑詠2句投句となっております。

 初心者の方のご参加、取りあえず見学したいという方も大歓迎です。

 以下、当月の高得点句(3点句以上、氏名は俳号)

5点  秋茄子の色際立たす皿白し      高吉よしえ

4点  ひぐらしにふと歩を止める切通し   千葉ふみこ

           人生に余熱のありて残暑かな     戸谷昇子

3点  亡き人の名をつけて呼ぶ星二つ    梅原誠史

        宿題に追はれし日々や法師蝉        藪野詠子

        月指して火星を指して踊の手     吉崎明光

        天窓の画布に煌めく天の川      福田くにもと

        空襲はもうないと母終戦日      前川たく

衛星に邪魔されさうな星の恋     浜崎かづき

身を反らせ全力校歌天高し      田村昌恵

                           (浜崎かづき記)