<第12回「りんどう句会」報告(2018年5月28日開催)>
今回の兼題は「鮎」。「久しく食べていないので難しかった!」との声が多かったのですが、俳句は、自身の経験のみではなく、映像などで見たことや聞いた話、読んだことなどから発想を自由に飛ばして詠んで良いのです。今回から新規に1名入会されましたが、「笑いが絶えなくて面白い会でした!」との感想をいただきました。6月25日(月)(13時~玉縄事務所において)の第13回句会は、当句会発足後、丸1年の記念句会になります。6月からはさらに1名の新規会員をお迎えする予定で、会員数は計14名となります。当日の句会終了後、1周年記念の宴会も予定しています。なお、6月の兼題は「サイダー」。兼題1句と当季雑詠2句を投句して下さい。
以下、当月の高得点句(3点以上、氏名は俳号)。
6点:鮎上がる堰に屯す鳥の群 上野なをひろ (屯=たむろ)
5点:程良しと一気に抜くや鮎の骨 吉崎明光
4点:被爆地の川を忘れず上がる鮎 福田くにもと
4点:鮎跳ねて深き静寂に我一人 鈴木金平 (静寂=しじま)
4点:青蛙去年もここにゐた君か 吉崎明光
3点:時の日や二分刻みの山手線 浜崎かづき
3点:葉洩れ日のゆらぐ流れに鮎の影 福田くにもと
(吉崎明光記)