11月27日(月)午後、玉縄事務所で開催されました。今回から新たに2名の会員を迎え、
当日は11名の句会となりました。
兼題は田村昌恵さん出題の「七五三」。おめでたい、ほのぼのとした句がたくさん出句
されましたが、なかには、<放蕩の身に縁はなし七五三>(新入会員の鈴木金平さん)
など、「七五三など自分の人生には関係ないよ」と斜に構えた句も発表されるなど、座
は大いに沸きました。
句意や使用季語に対する質疑も活発に行われ、ますます中身の濃い句会になってきています。
12月は年末でもあり、例外的に23日(土・祝日)に句会と忘年会を予定しています。兼題1句
(千葉ふみこさん出題の「クリスマス」)と当季雑詠2句。
以下、11月の高得点句(4点以上、氏名は俳号)。原則、作者の原句を尊重、一部添削後。
6点句 小春日や猫の番する駐在所 浜崎かづき
4点句 ブロンドに緋の振袖や七五三 吉崎明光
4点句 木枯しをかはして駆けるランドセル 千葉ふみこ
4点句 夕されば鳶風にのり山眠る 田村昌恵
4点句 路地に菊新内流す神楽坂 小林としを
4点句 木枯を背(せな)に屋台の人生論 吉崎明光
(吉崎明光記)