鎌倉稲門会 俳句の会からのご報告とお知らせです。
第5回「俳句の会」(「りんどう句会」)句会報
今後、「鎌倉稲門会俳句の会」をオフィシャルな名称として残し、愛称として「りんどう句会」を使用することにしました。当句会は初回以来毎月欠かさず開催、10月30日(月)には第5回句会を開催しました。総会会場に掲示した会員の俳句をご覧になった多くの方からのご好評を糧に、一同、ますます句作への意欲が高まってきているようです。今回は、この会で俳句を始めたという会員の高得点句が多く、句会は益々熱気を帯びてきました。11月からは新たに2名の会員を迎える予定です。ご興味ある方々のご参加を心待ちしています。
(今月の兼題:「秋の果物」一切。高得点句:3点以上。名前は俳号)
5点:月愛でて茶を点てし夜は夫恋し 千葉ふみこ
4点:龍神の御座す社や月の舟 田村昌恵
4点:新米とひと言添へて米屋来る 高吉よしえ
3点:マンションの窓に干し柿二つ三つ 高吉よしえ
3点:ふぞろひの若き檸檬やハイサワー 田村昌恵
3点:林檎喰ふひもじき頃の思ひ込め 福田くにもと
3点:百舌啼くや思ひ出さるる反戦歌 上野なおひろ
3点:初鵙や果樹への網を掛け急ぐ 前川たく
3点:秋日和魔女やお化けの幼な声 田村昌恵
(以上 吉崎明光記)