「第4回句会」のご報告

 9月25日(月)、第4回句会を開催しました。参加者は8名。兼題の「菊人形」に苦吟した方が多かったようですが、それでも面白い句がたくさん出句され、皆さんのセンスに感動!のひとときでした。
 次回は10月30日(月)、兼題は<「秋の果物」一切>。季語になっている秋の果物なら何を詠みこんでも可、ということで面白い出題と思います。なお、11月は定例の最終週月曜日の27日ですが、12月は年末なので、23日(土・祝日)に開催、当日は句会後忘年会も予定しています。
 また、10月21日(土)の鎌倉稲門会総会の会場には、「俳句の会」のパネルも用意していただき、6月の第1回句会から9月の第4回句会までに出句された中から、全員が各自で選んだ「私の一句」を掲示することにしています。併せて会員募集のご案内も掲示しますので、会場で入会申込みも可能です。是非ご一緒に楽しく句座を囲みましょう。
 以下、第4回句会の高得点句(3点以上、作者名は俳号
      7点:日々太る牛若丸や菊人形    (浜崎かづき)
      7点:売り家の文字の薄れて曼殊沙華 (吉崎明光)
      4点:夜も知らず無月も知らず大都会 (前川たく)
      3点:蜂熊の渡れる先やいわし雲   (上野なおひろ)
      3点:メールより声が聞きたし秋の暮 (高吉よしえ)
      3点:子の寝言しばし夜なべの手を止め(浜崎かづき)
                                     (吉崎哲男記)