下見会実施報告
鎌倉稲門会では、いくつかの新しい同好会を発足させようという気運が高まっている。
その中の一つ、仮称「早稲田スポーツを応援する会」は、近日中に発足されることになったが、これに先駆けて、さる5月29日(日)役員有志により、「東京六大学野球早慶戦観戦下見会」が実施された。
参加者は12名。早稲田大学応援部OBの正木さんの手配で、1塁側内野応援席で観戦することができた。試合開始までの2時間は、応援に関するルール説明や、チアリーダーの早慶交流、校旗入場、校歌斉唱等のセレモニーが続いた。
早稲田は、前日の早慶戦に敗れたため、5位確定と残念な順位となったが、それでも早慶戦は特別な試合だ。観客席が埋まってくるにつれて、開戦ムードが盛り上がってくる。
試合は序盤が投手戦で、均衡が崩れたのは4回裏。慶応が岩見君の2ランホームランで先制。しかし直後の5回表、早稲田は真鍋君の2塁打、立花君の適時打で同点。さらに6回表、早稲田は竹内君の2塁打と石井君の適時打で3点を奪い逆転と、好展開。
観戦中は応援部の指揮のもと、皆が一緒になってハリセンをたたき、選手に声援を送り、あるいは肩を組みながら応援歌で声を振り絞る。応援には全身を使うのである。早稲田は9回表にも2点を追加し、7対2と、この時点でほぼ勝利を手中に収めた。
鎌田総長も安堵されたか、応援団の前に立って激励のことばをかけた。
挨拶する鎌田総長
慶応の反撃も9回裏、山本君のソロホームランで1点を返したところで力尽きた。慶応の最後のバッターが倒れた瞬間、1塁側には大歓声が沸き起こった。これで1勝1敗である。
試合後、校歌斉唱、エールの交換等ののち、明日の第3戦の勝利を念じて球場を後にした。
早慶戦動画1.mp4早慶戦動画2.mp4(上2つの画面は動画です。最初に画面下の〇の中のをクリックしてください)
その後、参加者は勝利の余韻に浸りつつ、表参道のイタリアンレストランに移動して懇親会を行った。
席上、この会の名称を「早稲田スポーツを応援する会」とすること、および代表を山田章博さん(S46政経)、副代表を正木祐二さん(S56商)とすることを決めた。
また、今後のスケジュールとして、
7月6日(水) 早慶サッカー
10月末~11月初 六大学野球秋季早慶戦
11月23日(祝) 早慶ラグビー
12月11(日) 早明ラグビー
来年1月2・3日 箱根駅伝
同 4月 早慶レガッタ
などを観戦予定とすることを確認した。 以上
本日の参加者(敬称略):落合理史(S38政経)、田村昌恵(S38教育)、江副路子(S48文)、福山裕子(S35文)、千葉文子(S37文)、藤林明(S46教育)、山ノ上喜一郎(S39商)、深澤隆史(S45法)、森峻(S43政経)、山田章博(S46政経)、正木祐二(S56商)、 小林敏二(S46法)
(文:小林敏二、写真:藤林明+小林)