4月1日(木)、旅の会と写真同好会の共催で「千本桜さくら祭り」を見学する会を催行した。
場所は小田急線「高座渋谷駅」から徒歩15分ほどの「引地川」沿いである。
午前10時、高座渋谷駅に参加者16名が集合し、本日の予定を確認したのち、まず引地川までの
中間地点にある「常泉寺」に寄った。
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ここは曹洞宗の古刹。近年「花の寺」として名高い。特にミツマタの数は、平地では国内有数の規模
と聞く。境内では、手入れの行き届いた多種の草木や盆栽が、参詣者を迎える。また、樹齢650年
という五葉松、目を見開いた縁結び菩薩、300体ほどの河童像などが目を引く。
常泉寺境内 五葉松「波乗り船」 縁結び菩薩 河童像
ここをあとに引地川に出ると、満開の桜が目に飛び込んできた。引地川は大和市内を水源とし、鵠沼海岸に
流れる約21kmの小さな川だ。川幅も狭い。この両側におよそ700本の桜が植えられているそうだ。
わたしたちは、千本桜商店会に隣接の「みどり橋」から川沿いの小道を「桜ヶ丘駅」方向に北上した。
ここの桜は、川に覆いかぶさるようにアーチ形を見せるのが特徴。水と桜の取り合わせが美しい。
川沿いに約1km歩くと「本八幡橋」に出る。ここでUターンし、今度は川の反対側を歩いた。
花見の行程は約2km。時々立ち止まって眺め、あるいは写真を撮り、およそ1時間半あまりの散策であった。
その後、千本桜商店会の一角の休憩所で一休みし、再び徒歩で高座渋谷駅近くのカフェ&バーに向い、昼食をとった。
ここでしばし談笑の後、午後2時過ぎ散会した。
参加者全員の集合写真
(文:小林敏二、写真:藤林明+小林)