足利学校と大藤を楽しむバスの旅 報告

足利学校と大藤を楽しむバスの旅が、絶好の行楽日和に恵まれた5月8日(木)、
34名が参加して催行されました。
 行先は鎌倉市の姉妹都市の一つ足利市。
車中、春日さんから本日の予定を聞いて、まず向かったのは「あしかがフラワーパーク」です。
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 近年、フジの花で一躍有名になった花のテーマパークです。
うす紅、むらさき、白、きばなと、4色のフジが4月中旬から5月中旬の間に、
少しづつ時期をずらしながら順に花を咲かせるのだそうです。私たちが行ったときは
「白藤」と「きばな藤」が真っ盛りでした。
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 樹齢150年という紫色の大藤も多少時期が過ぎたとはいえ、他を圧倒する姿を保っていました。
色とりどりの花に囲まれての生ビールや弁当も格別でした。
 次に向かったのは日本最古の学校として著名な「足利学校」です。
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 施設内ではボランティアガイドの説明がありました。足利学校の創建は諸説あるようですが、
史実として残るのは、関東管領の上杉憲実が再興したころからだそうです。
以後、享徳の乱など戦乱の中にあっても、学問の灯を絶やすことなく、
学徒三千と言われるほどに隆盛をみたそうです。
 明治になって「学制」ができ、足利学校の役割は終わりましたが、保存運動も活発化し、
諸施設の復元へつながってきました。現在は国指定史跡。世界遺産登録を目指しています。
 足利学校を出て道路を渡ると、足利邸跡地に鑁阿寺(ばんなじ)があります。
足利義兼が邸内に持仏堂を建て、守り本尊として大日如来を祭ったのが始まりだそうです。
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 寺の周囲は土塁と堀がめぐらされ、武家屋敷の面影が残されています。本堂は国宝。
大イチョウが見事です。
 本日の行程はここで終了。帰路、足利市の名店「香雲堂」に寄り最中などのお土産を購入。
 車中では、上野さんから早稲田グッズの協力要請があり、また、千葉さん主導で恒例の
ジャンケン大会も行い、18時40分帰着しました。      (写真・文 小林敏二)