平成22年度鎌倉校友会総会及び懇親会は 10月9日(土)七里ガ浜の鎌倉プリンスホテルで開催されました。ご来賓は 早稲田大学常任理事 田内秀昭様、神奈川県地域コーディネーター 小林誠様をはじめ、鎌倉在住の六大学校友会(慶応義塾大学鎌倉三田会,明治大学鎌倉駿台会,立教大学湘南立教会、法政大学鎌倉法友会,東京大学鎌倉淡青会)の皆様、厚木、伊勢原、小田原、川崎、相模原、逗葉、茅ヶ崎、平塚、藤沢、大和、横須賀三浦、横浜の各校友会、稲門会の皆様をお迎えしました。
総会は大江保会長より 鎌倉校友会組織運営の原動力は同好会活動であると認識しており 今年は新しく茶道同好会が発足し、六つの同好会がそれぞれ積極的に活動しており、校友会の活性化に大いに貢献している。今後同好会活動の輪を更に広げて行きたいと強調された。(尚鎌倉校友会の名称は本総会にて鎌倉稲門会と変更された。)続いて相原幹事長より平成20年度会務報告。同好会活動については女性の会・稲田明子、ゴルフ同好会・落合理史、囲碁同好会・稲田明、旅の会・千葉文子、PCクラブ・福市良次, 茶道同好会・江副路子の幹事から報告。相原幹事長の事業計画説明、志村副幹事長の会計報告、21年度予算案説明、会計監査報告(中田氏)22年度予算案と続き、最後に校友会名称変更議案を審議、夫々承認となり滞りなく終了。
講演会は ”『坂の上の雲』と鎌倉(湘南)”という興味ある演題で地理・地域研究家の島本千也(しまもと かずや)氏を講師に迎え当校友会副会長の内海恒雄氏による紹介、司会で開演。島本講師は、湘南地区の研究、なかでも別荘に関しては第一人者で「海辺の憩い・鎌倉別荘物語」,内海先生との共著「鎌倉クイズウォークラリー」がある。演題のとおり 「坂の上の雲」に登場する多くの著名人と鎌倉、湘南との「ゆかり」の話に引き込まれました。日清・日露戦争当時活躍した人びとで 鎌倉・湘南に関係ある人は多数おられるが 特に鎌倉との関連では秋山真之と正岡子規、真之はの墓は鎌倉霊園。真之と共に鎌倉を旅行した子規は多くの短歌、俳句を残している。松方正義の由比ガ浜別荘、陸奥宗光の墓は寿福寺にある。湘南地区の別荘では、葉山は 「葉山・一色会議で著名な桂太郎と山本権兵衛の別荘、逗子では東郷平八郎、大磯は伊藤博文、山縣有朋などの別荘が挙げられる。日清・日露の激動の歴史のなかで時代を動かした著名な登場人物とわが町 鎌倉の深い結びつきに感動するとともに鎌倉の重要な位置付けを再認識した。近いうちに夫々のゆかりの場所を訪れねばと思ったのは筆者だけではないでしょう。
懇親会は ご来賓の早稲田大学常任理事 田内秀昭氏を始め、小林誠氏、神奈川県支部長、横浜稲門会会長佐藤靖雄氏からのご祝辞に続き、相原幹事長より 鎌倉六大学校友会・県下校友会の皆様のご紹介があり、六大学優勝校慶応義塾大学の鎌倉三田会 石渡徳一氏のご発声で乾杯。今年の長寿者表彰式は鬼頭健介氏(昭28・政経)白仁成文氏(昭30・文)関根善二郎氏(昭28・政経)の各氏が表彰されました。初参加会員は、三塚、加藤、吉村、須山、山田、の各氏。続いて今年の県支部大会主管の相模原校友会から太田直敏副会長のご挨拶がありました。(来年度は鎌倉稲門会が主管の予定。)鎌倉稲門会恒例のイベントは 今年も早稲田大学応援部・チアーリーダー計4名のリードで 各校OBの全員参加による6大学の校歌、応援歌のエール交換で大いに盛り上がりました。
今年の懇親会は 会員間の懇親の一助として テーブルを居住地域別に 六テーブルを配置したことで ご近所の校友を再確認しあうとともに初参加の会員を囲んでの相互紹介、校友会、同好会の紹介も、出来 校友会活動の輪を広げる効果もあり有意義であったと思われる。
締めくくりは佐々木脩副会長の閉会宣言。名残惜しくも散会となりました。(杉崎・記)
(参加者)相原州雄、秋林哲也、足立原啓太、石川洋一、 石渡靖政、伊月功衡、伊藤修二、稲田明子、稲田明、内海恒雄、江副路子、大江保、大園陽司、小川光治、荻野玲、落合理史、春日桂太郎、加藤祐、門田豊実、金森悦朗、神田学、鬼頭健介、 桑田純代、小池時一、後藤辰郎、近藤順郎、斉藤宏民、佐々木脩、佐々木迪夫、塩川嘉彦、渋谷靖志、志村隆、白仁成文、杉崎輝之、鈴木毅、澄田宏、須山巌、関張晴孝、関根善二郎、高谷辰男、竹沢至、竹田健治、竹田峯生、田村昌恵、千葉文子、塚原翠、手島廉幸、寺井孝之、中川和亮、中田浩二、長畑寛昭、中村省司、中村孝彦、野坂睿一、長谷川政榮、秦興三、原正直、坂庸子、深沢隆史、福市良次、福原敬造、福山裕子、藤田耕平、藤林明、藤森光、星野裕、牧野豊、松谷菊男、三塚正文、御代川総一郎、村田善次郎、森峻、安川有里、山下祐司、山田英子、山ノ上喜一郎、吉村仁男、若林一郎、早稲田夕季 (以上80名)