会員からのお便り(岩渕祐一さん)

会員の皆様へ
当会会員の岩渕祐一さん(S48年二文卒)からお便りがありました。
岩渕さんは絵画で長く芸術活動をされている方ですが、3月に個展を開くことになったそうです。
以下にご紹介します。
                                幹事長 小林敏二
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皆さんこんにちは
越境哲学者、藝術作家の岩渕祐一です。
以前、木下長宏先生(思想史としてのゴッホ)より、作家論を頂き、それに書くではなく「書かれる」。用いるではなく「用いられる」この境地を求めて、と評して頂きました。
その後、私は私の越境認識論「認識における美術史」をロジックスとし、自己意識の往還運動の在り方を考察し、また外→内→外と移行するイマジネールのあり方を明らかにするとともに、この様々な解釈のある境地や精神という言葉を、表現工程そのことに転位させることが出来ました。
この個展は、私の長年の課題を詳らかにする試みの個展です。
むろん、この理論と制作は私一人でなせる事ではなく、長く「鎌きん」M先生にご指導を頂いている。ここに改めて深く感謝申し上げたい。
皆さん、ぜひご高覧ください。
                                    岩渕祐一
なお、このように越境哲学者、そして、その実践表現者である藝術作家を名乗ったのは、私が最初のようです。
  20240306_172456.pdf 20240306_172550.pdf ⇐ クリックしてください。
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