<第14回「りんどう句会」報告(2018年7月30日開催)>
気象庁連日「初の」酷暑かな (上野なをひろ)
掲句にあるような記録的な猛暑をものともせず、10名の参加を得て、7月例会が開催されました。兼題は「日焼」。小麦色に焼けた日焼は本来健康的で美しいイメージがあったのですが、医学的には好ましくないとされ、昨今では否定的にとらえられるようになりました。ただ、我が句会では、本来の日焼を詠んだ名句?が多く投句されました。なお、8月の兼題は「七夕・天の川・星祭」、8月27日開催、兼題1句に当季雑詠2句投句となっております。
以下、当月の高得点句(3点以上、氏名は俳号)
5点 流螢の点りては消え闇を編む 福田くにもと
5点 イレブンを統べる知将の白きシャツ 田村昌恵
5点 富士山を極めし友の日焼顔 前川卓
4点 日焼の子満載にして小海線 浜崎かづき
4点 逆上がり出来てはにかむ日焼顔 田村昌恵
4点 日焼せし我に苦言の母遠し 高吉よしえ
3点 ウォーキング八十路過ぎても日焼止め 誠史
(浜崎 かづき記)