平成21年度鎌倉校友会総会及び懇親会開催

平成21年度鎌倉校友会総会及び懇親会は 10月3日(土)七里ガ浜の鎌倉プリンスホテルで開催されました。ご来賓は早稲田大学常任理事 田内秀昭様、神奈川県地域コーディネーター小林誠様をはじめ、鎌倉在住の六大学校友会(法政大学鎌倉法友会、明治大学鎌倉駿台会、慶応義塾大学鎌倉三田会、立教大学湘南立教会、東京大学鎌倉淡青会)の皆様、厚木、伊勢原、小田原、川崎、相模原、逗葉、茅ヶ崎、平塚、藤沢、大和、横須賀三浦、横浜の各校友会、稲門会の皆様をお迎えしました。
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総会は大江保会長より 本年度23名の新会員入会という嬉しいご挨拶で開会、続いて相原幹事長より平成20年度会務報告。同好会活動は、女性の会・稲田明子、ゴルフ同好会・落合理史、囲碁同好会・稲田明、旅の会・江副路子、PCクラブ・福市良次の各幹事から報告。相原幹事長の事業計画説明、志村副幹事長の会計報告、21年度予算案説明、役員改選審議と続き、夫々承認となり滞りなく終了。
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講演会は 『鎌倉 早稲田大学発 地域教育再生プロジェクト・鎌倉てらこや』と題して 早稲田大学社会科学総合学術院教授・同国際言語文化研究所所長・並びにNPO法人「鎌倉てらこや」理事長の池田雅之氏が講演。
同氏のゼミの学生5名のいきいきとした体験発表を交えて 「鎌倉てらこや」の目指す「感性豊かな人間形成」の意義と活力溢れる活動状況が紹介された。
「鎌倉てらこや」の創始者であり 精神科医である森下一氏は診察・治療経験から「落ちこぼれや引きこもりになった人の多くは 子どもの頃の感動体験がなかったこと、良き人との出会いがなかったことが影響している」という。特に現在のような偏差値社会では 子どもたちが夢を抱き、いきいきと生きてゆく力と心を育む環境が必要であり、子どもたちに 体感的な学びや感動を体験させ得る「鎌倉てらこや」は まさに時代が要請する教育再生プログラムであろう。
子どもたちと保護者、市民ボランティアと学生たちとの多世代間の<学びと遊び>の共同体験の場を形成する中で 学生たちは世代間のバッファーとしての重要な役割を果たしておりまた昨今は「教育としつけ」の原点である三つの教育現場 即ち学校、家庭、地域の機能が、失われているといわれているが 「鎌倉てらこや」は学校、家庭、地域の一体感、相互補完性を醸成するのが役割という。
鎌倉 早稲田大学発「鎌倉てらこや」活動は素晴らしいプロジェクト。「鎌倉てらこや」活動、「てらこやネットワーク」の益々の発展を祈念して止まない。
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懇親会は ご来賓の早稲田大学常任理事 田内秀昭氏を始め、小林誠氏、佐藤靖雄神奈川支部長からのご祝辞に続き 相原幹事長より 鎌倉六大学校友会・県下校友会の皆様のご紹介があり、春の優勝校法政大学鎌倉法友会山川久美会長のご発声で乾杯。しばし歓談の後 小池時一名誉会長による長寿者表彰式は 大江保氏(昭28・理工)若林一郎氏(昭28・法)のお二人が表彰されました。続いて相原州雄幹事長より 初参加会員の紹介、県支部大会主管の伊勢原稲門会大脇岩根会長のご挨拶がありました。鎌倉校友会恒例のイベントは 今年も早稲田大学応援部より男性2名、女性8名のチアーリーダーが華やかに参加。6大学の校歌、応援歌を各校来賓の皆様と共に歌い上げ 大いに盛り上がりました。締めくくりは佐々木脩副会長の閉会宣言。名残惜しくも散会となりました。  
(杉崎・記)